伊田信光 幸福実現党 研修局長(兼)シニア局長 オフィシャルブログ

【中国が着々と進める戦略に警戒を!】

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【中国が着々と進める戦略に警戒を!】

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とても気になる中国の動きが、日経に出ていた。題して、「『パナマ』に対抗、中国の影」という記事である。

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【サンパウロ=宮本英威】中米ニカラグアで22日、太平洋とカリブ海を結ぶ新たな運河の建設開始式典が開かれた。

総工費500億ドル(約6兆円)の大型事業は中国系企業が受注。米国の「裏庭」で同国の影響力が強いパナマ運河に対抗する中国の思惑が透ける。

ただ資金調達の行方は不透明で、環境汚染への反発も根強い。計画の先行きには曲折も予想される。

「歴史的な瞬間だ。ニカラグア運河の工事の開始を宣言する」。運河の工事と運営を受注した香港企業、HKNDの王靖最高経営責任者(CEO)は22日、太平洋側のブリトでの式典で語った。…

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM23H3W_U4A221C1FF1000/

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2010-10-28-1中国は2020年までにアメリカに追いつき、世界の覇者になろうとして、着々と戦略的な動きを展開している。

その動きの一つが、この記事に現れている。

 

中南米で最貧国の一つであるニカラグアは、左翼ゲリラ出身で反米のオルテガ大統領に現在は率いられている。

オルテガ大統領は、運河を梃にした経済成長を目指しており、中国の世界戦略の思惑と利害が重なった形である。

 

パナマ運河は、米国の強い影響力で運営されているので、中国としては、代替の別の運河を確保できれば、太平洋と大西洋の通行に通じて、経済でも軍事でも米国を牽制できる。

中国にとって、ニカラグアは戦略的に重大拠点なのだ。

 

中国系企業のHKNDが運営に関わり、完成から51年目にニカラグアに移管される条件なので、中国のこの地域における影響力は長期に渡って大変大きなものになる。

米国に近い、パナマ運河より北の場所で太平洋と大西洋の通行の主導権を握られる事は、米国にとって、中長期で軍事的には大変な脅威となる。

 

HKNDは、中国の通信大手である信威通信産業集団の香港小会社であり、そのCEOの王氏は習近平国家主席ら中国共産党幹部とパイプを持つと言われている。

政府の意向を受けて動いているのはまず間違いがないであろう。

 

ふくろう7日本は平和ボケの状態である。戦略で負ければ、戦術では取り返す事ができない。

巨狼2号という7500キロ跳ぶミサイルを原子力潜水艦に搭載される日も近いと言われ、そうなった時には米国の50州が核の脅威に晒される。

米国の喉元に近い所での運河開発が決定されたことで、ますます米国は自国の防衛に目を向け、力を注がなければならなくなりつつある。

 

07171504_53c7676b9c961日米同盟は大事ではあるが、いつまでも米国に依存できない状況になっている事を知らなければならない。

 

日本は、中国の戦略的な動きに警戒して、国防強化を急がなければならない。

 

集団的自衛権の法整備に続いて、解釈改憲に止まる事無く、憲法9条の改正を急がなければならない。
安倍政権の最大の使命は、そこにある。

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたが幸福でありますように。


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