伊田信光 幸福実現党 研修局長 オフィシャルブログ

【「シニアビジネスの創造」3.「ライフステージの変化に霊性革命の導入を!」】

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【「シニアビジネスの創造」3.「ライフステージの変化に霊性革命の導入を!」】

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11031954_5094f7df7366f第1回目は、超高齢化が急激に進む現実を踏まえ、企業も社会もビジネスの内容や質、システム等でシニアシフトを図るべきだというお話をしました。

第2回目では、シニアの消費性向を探り、健康、経済、孤独の三つの不安がある為に、高齢者はストックは多くても、消費は意外に質素だという事。ただ、現実はそうであっても、捉われるべきではないというお話をしました。
第3回目は、シニアの需要喚起を起こす要素で、特にライフステージの変化が大事であり、そこに霊性革命が浸透すれば、巨大産業が創れる事をお話します。

イメージ 11シニアの方達の持っている正味金融資産は482兆円(2012年)です。例えば、その3割の145兆円でも市場に出て回転し始めれば、それは、2013年の一般会計93兆円の約1.6倍が実体経済に回る事になるので、日本は直ちに成長軌道に移行するばかりでなく、永続的な成長路線の布石を打つ様々なシステム変更や投資にお金が回せます。
それは、超高齢化社会が齎す「不安からの需要の萎縮」という負のサイクルを断ち切る大いなる助けとなり、日本繁栄のみならず世界の繁栄につながります。ですから、どうしたらシニアの需要を喚起する事ができるか、ニーズの発見と創造を官民協力して真剣に考えるべき時なのです。

シニアの方々は、本当に値打ちがあり、欲しいと思うものがあれば、喜んでお金を出されるはずです。また、消費にブレーキをかける様々な不安の解消が起これば、買うものも増えるはずです。さらに、人生観が変わってゆけば、現在の消費性向自体が根本的に変わり、新しいニーズが創造され、今まで考えなかったものにも興味関心が出て、そのニーズは劇的に増大するはずです。

まず、注意すべき点はイメージ 12、シニアを一括りで考える思考です。「シニアだからこれが要る」位の荒っぽい考えでは、ニーズの発見も創造もできません。シニアにも色々な方がいます。さらに、年齢で一律に分けるのも間違っています。こういう分け方に基づいて需要喚起を考えるのでは、見当違いです。なぜなら、私達が物やサービスを買うのは、何かの状態が変化した時だからであって、必ずしも年齢が変化したからではないからです。

もちろん、直接的に、老眼、体力の衰え、肌の衰え、体型の変化、更年期障害などの肉体的変化は、対処や予防の為の消費が生まれますが、それ以上に「ライフステージの変化」が需要を生み出している所が大きいのです。

例えば、美容や体型維持であっても、50代はサプリメントの服用、60代以降ではウォーキングやスポーツジム等での運動が目立ちます。これは、仕事や家事、子育てで忙しい50代とそれから解放された60代との違いが現れているのです。

ですから、消費行動の差は、年齢ではなく、「身体の変化」と「ライフステージの変化」によって齎されています。そして、今後特に、注目しなければならないのが、「ライフステージの変化」に対応する消費行動に応える視点なのです。

イメージ 2電通の調査によると、男性で一番大きな「ライフステージの変化」の一つは退職です。退職をきっかけとした行動で一番多いのが、「夫婦の旅行」です。これは定番で、退職したら半分位の方達が旅行に出かけます。2012年のパック旅行年間支出は、一番多いのが60歳代で次が70歳代です。
旅行の次には、「散歩・ジョギング・ラジオ体操など」「家のリフォーム」「保険の加入・見直し」「株やファンドの購入」が上位に来ています。退職直後の消費の共通点は、「健康維持」、「老後の準備」、「趣味・自分探し」の為の消費です。
これらは全て、宗教マーケット、信仰マーケットと大きく関係しているのです。

ライフ・ステージの変化で起きる「健康維持」、「老後の準備」、「趣味・自分探し」という、三大消費ニーズに対して、正しい霊的人生観を導入する事で、一気に飛躍的に増大させる事ができ、新しいシニアビジネスの創造と一大産業化が可能になると考えます。

イメージ 5例えば、「健康維持」には、魂の健康、心の統御という視点「老後の準備」には、生涯反省やカルマの刈り取り、セカンドライフの創造という視点「趣味・自分探し」には、個性や使命の探究、人類・社会への奉仕の視点等、霊的視点を入れる事によって、ライフステージは劇的に変化し、巨大な需要を生み出す事が可能です。
これが今後のシニアの消費トレンドの革命の方向だと考えます。

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