伊田信光 幸福実現党 研修局長(兼)シニア局長 オフィシャルブログ

【「真の地方行政を目指して」9.「議会への住民参加の推進」】

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【「真の地方行政を目指して」9.「議会への住民参加の推進」】

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イメージ地方議会は自治体の意思決定機関であり、条例や予算を初めとして、重要な決定は議会が行っていきます。民主主義を標榜する限り、一番大事な決定の場にできるだけ住民が関わる事が大事です。

現行法制では、自治体は「二元代表制」であり、首長も議会の議員も、住民から直接選ばれていますから、双方とも、直接住民から意見を聞き、直接住民への説明責任を果たさなければならないのです。
この点、国の議院内閣制とは違っているので、注意が必要です。内閣総理大臣は、国会議員によって選ばれるので、基本的に国会に説明責任を果たすのです。

515S7aYZKtL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_住民が選挙で選んでしまえば、後はお任せというようになっては、地方自治で、住民の意向を反映した理想的な政治は実現しません。全ての事には関われないでしょうが、地域の方向性を決定づけるような重要な政策には、住民の議会への参加を、首長も議員も住民自体も、もっと求めていく必要があります。その呼びかけも仕組みも大事です。

住民は、地方自治法に基づいて、請願・陳情を議会に提出する事ができます。その際、審議の中で、住民自身が請願・陳情の趣旨を説明し、議員からの質問があれば住民が応えて、議員と議論する事をもっと考えていくべきでしょう。

地方自治法に定められた参考人制度を使えば、議会の正規の委員会の中で、請願・陳情者の発言を保障する事は可能です。これまで多くの議会では、請願に限って、提出した住民に成り代わり、「紹介議員」が説明を行う事をしてきたようです。陳情の場合には、それさえやってきていないのが現状です。

06291535_51ce803c805f0住民の中には自分で説明できる方はいます。議会は神聖な場所という事があるのかもしれませんが、一定のルールを守る事を宣誓して、住民が直接の発言をして行く事は可能だと思います。
今後、小さな行政を目指すに当っては、もっと積極的に地域住民が、議会決議に関わっていく必要が出て来るでしょう。議員に求めるのも酷なほど、専門化、細分化は進んでいきますし、中身に対する理解も短期間に把握して説明する事が、首長にも議員にも難しくなって来るでしょう。

故に、住民委員による審議会、委員会、会議など、様々な形での住民参加や、議案審議が、現在進行しているわけですが、直接的に請願・陳情する本人の参加は、これからもっと推進されるべきだろうと思います。もちろん、そういう公の場で発言する事が難しい場合は、代理人の参加を認めてよいでしょう。

イメージ 5議員自らが条例案を作り、制定していく議員立法も重要です。議員立法作成の過程で、様々な分野の専門家、有識者の智慧を拝借すべきですが、その条例に利害関係を持つ住民の意見を議会で聞いていく事が、当然の手続きでしょう。

議案審議の遅滞、議会の混乱、その煩雑さを避けたい為に、首長も議員側も、住民参加に積極的になれない傾向があるので、この辺はしっかりと条例で手続きを確立しておく事も一つの方法です。
住民エゴを聞いていては、なかなか事が進まないというような上から目線の考えでは、真の地方自治は進みません。住民から見放されるばかりでなく、お上からのお達し的な行政となり、社会主義的な傾向が強まって地方政治は活気がなくなり、自治体の民主主義的な繁栄は実現できなくなります。

地方自治体に関しては、首長と議員の両方が住民によって選ばれ、その住民意思を反映して政治を行うわけですが、支持者も視点もアプローチも違っているので議論を戦わせる事が必要になります。
しかし、最終的には、双方が最大多数の最大幸福を目指すと言う所で心を一つにする合意を持つ必要があります。対立しながら統合する、これが「二元代表制」に求められた醍醐味であり、理想の姿であり、義務でもあろうと思います。

イメージ 7この議論が実り多いものになる為には、正しい人間観、人生観、社会観、世界観が広がる事が大事になります。
神仏は住民や地域の幸福を願っているし、支援したいと思っている。さらに、その具体的な方法についても、神の御心に添うような解決の道は必ずある。」
最終的には、神の理想実現に向かうならば、協調できる合意点が必ず見つけ出せると思えるからこそ、議論が建設的なものとなるのだと考えます。

 


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