伊田信光 幸福実現党 研修局長(兼)シニア局長 オフィシャルブログ

「オリソン・マーデン」アメリカの『成功哲学の父』と呼ばれた男

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「オリソン・マーデン」アメリカの『成功哲学の父』と呼ばれた男

largeimg_02オリソン・マーデン(1850~1924)は、アメリカ、ニューハンプシャー州の貧農の家に生まれます。三歳の時に母を亡くし7歳で父を失います。二人の姉と共に、祖母に引き取られますが、貧しさの為、まもなく3人は別の家に奉公に出ます。
マーデンは5軒の里親を転々として働き続けます。どこの家でも酷い扱いを受けますが、その苛酷な環境の中で、新聞を拾い読みしてアルファベットを覚え、独学していきます。

41yJ2Z4+46L._AA278_PIkin4,BottomRight,-41,22_AA300_SH20_OU09_17歳のある日、農家の屋根裏部屋でスマイルズの『自助論』と出会います。その本は彼の人生を一変させ、自分のように頼れる者がなく、苦労している少年達を励ますような成功哲学の本を書きたい、アメリカのスマイルズになりたいと心に深く誓います。

その為に、教育を受けようと考え、後見人を説得し、予備校に通い、生活費と学費を稼ぎながら勉学に励みます。苦学してボストン大学に入り27歳で卒業。ハーバード大学の医学部に進み、32歳で医学博士号を授与されます。

その後、ビジネスに転じ、ホテル4つを経営して成功しますが、火災で夢実現の為に書き留めた原稿5000枚が灰になってしまいます。その後、天然痘や旱魃による旅行者の減少など、トラブルが続き、倒産し負債を抱えてしまいます。

この試練に耐えて、44歳の時に1891年02099574_1『プッシング・トゥー・ザ・フロント』(『前進あるのみ』)を出版し、140刷の出版刷数の記録を打ち立てる大成功を収め、さらに、1897年『サクセスマガジン』を創刊して、少年期に『自助論』を読んだ時の夢の実現を果たします

『前進あるのみ』は世界25カ国語に翻訳され、1000万部が出版されています。『サクセスマガジン』の歴代の編集長には、ナポレオン・ヒル、オグマンディーノがおり、100年以上経った今も、アメリカで発刊され続けています。

o0350058010454257071orisonmarden-img-01明治から昭和の初めに、日本人に最大の影響を与えた成功理論家は、スマイルズとマーデンだと言われています。

彼の成功論は、潜在意識の活用ですが、その特長は目標設定の重視にあります。
大抵の人は、「すでに目標はある。知りたいのは目標達成の秘訣だ」と考えているとマーデンは言います。ここに成功のノウハウの罠があると彼は言うのです。

イメージ成功ノウハウを1)目標設定の秘訣、2)目標達成の秘訣に分けると、実は、目標設定の秘訣が80%を占めるほど大切なのだと彼は言います。
どんな目標を設定すべきか。1)本当に求めている目標、2)社会正義に基づく目標を、彼は挙げます。

本当に求めている目標とは、好きで、やりたくて、欲しくて、ウズウズするものです。目標は一つでなくて良いのであり、バランス良い目標として、マーデンは7つの分野を挙げます。仕事、健康、家庭、教養、趣味、精神、お金です。

オリソン・マーデンの『前進あるのみ』の中で、青年達に成功への心構えとして、次のように説いています。
51dxr7VYxcL._SL500_AA300_成功へのチャンスは、いくらでもある。」
「人生はその者の描いた夢の実現の道程である。」
「成功には、運、不運はない。」
「成功実現のためには、不退転の信念の確立が必要である。」

 また、『サクセスマガジン』創刊号には、次のように説いています。
「真の成功とは、自己の向上、人格の形成、人類への奉仕という三つが創り上げるものである。」
そして、『サクセスマガジン』編集のポリシーは、次の言葉に現れています。
「成功は、富や名声で判断するものではない。どのような職業にあっても、自分の能力を最大限に発揮したという自覚や満足感を得た時が、真の意味での成功であることを私たちは知らなければならない。」

「新創世記」の始まりに、「真の成功」、「本当に求めている目標」をもう一度自分自身に問い直し、再出発する事が、とても大切なことだと思います。


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