伊田信光 幸福実現党 研修局長(兼)シニア局長 オフィシャルブログ

藤沢武夫 「 その二人三脚、カッコよすぎます。 」

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藤沢武夫 「 その二人三脚、カッコよすぎます。 」

藤沢 武夫61JKkJLeaRL._SL500_AA300_ (1910-1988)は、本田宗一郎と共に本田技研工業(ホンダ)を世界的大企業に育て上げた実業家です本田は藤沢に実印と会社経営の全権を委ね、自らは技術者に徹して、世界企業を創り上げました。
旧制中学卒業後鋼材小売店に勤め、5年後には独立します。しかし戦争が激化したため福島県に疎開し製材業を営んでいました

00931949年8月、通産省(当時)技官の竹島弘の引き合わせで本田宗一郎と運命の出会いを果たします。2ヶ月後には上京、ホンダの常務に就任します。ホンダの財務並びに販売を一手に取り仕切り、1952年には専務、1964年には副社長に就任します。

「カブ号」を全国の自転車屋で販売する戦術、派閥解消のため役員大部屋制の採用、役員の子弟を入社させないシステム、さらに、「世界のホンダ」を確立した、オートバイ51s1FlFOI3L._SL500_AA300_レースの頂点「マン島TTレース出場宣言」は藤沢の発案によるものです。

参謀としての最高の仕事は、本田宗一郎に技術者としての引導を渡した事です
本田宗一郎の推す空冷エンジンと若手技術者たちの推す水冷エンジンの技術論争で社内が割れたとき、藤沢がその仲裁役に入りました。

img_bbb2a503fb3a424a599973a98560673a26222信念の人、本田宗一郎は、技術に関して、絶対の自信を持っており、その意見を変えさせる事は並大抵ではありませんでした。
そこでのやりとりを、藤沢武夫『経営に終わりはない』から抜粋します。

「あなたは本田技研の社長としての道をとるのか、それとも技術者として本田技研にいるべきだと考えるのか、どちらかを選ぶべきではないでしょうか」と言った。
かれはしばらく黙っていましたが、「やはり、おれは社長としているべきだろうね」と答えました。
「水冷でやらせるんですね?」
「そうしよう。それが良い」

藤沢武夫が取り組んで来た「ホンダ」の組織の完成の瞬間でした。本田の優れた技術者としてバトンは、研究所にしっかりと渡され、未来へと繋がる世界のホンダの組織が完成したのです。

1973年、社長の本田とともに副社t02200312_0627088810590251446長を退き取締役最高顧問となります。この引退は後継育成を見極めた藤沢が決断したもので、本田はその時藤沢の意思をくみ取り、引退を決断したと言われています。創業25周年を前にしての両者の現役引退は、最高の引き際、最高の引退劇とも評されました。
いつも二人は一緒だったんですね。

61BsfEAoTwL._SL500_AA300_経営の達人と言われる藤沢ですが、「私は経営学など勉強した事がない。何冊か手にとって読んだことはあるが、結局その逆をやれば良いんだと思った。」と語り、
「経営者とは、一歩先を照らし、二歩先を語り、三歩先を見つめるものだ。」との名言も残しています。
「本田神話のシナリオを書いた男」「名参謀」などの異名を持ち、「経営はアートであり、演出の基本は意外性である」とも語っています。

藤沢は30484228「ホンダの社長は、技術畑出身であるべき。」という言葉を残し、この方針はホンダにおいて現在まで忠実に守られており、歴代の社長7名全員が技術畑出身です。藤沢は、ホンダの行く末まで、デザインしていたのでした。

最後に、藤沢と本田の心を表すエピソードを一つ。
藤沢と本田は、莫大な創業者利益を元に、1961年に苦学生への研究助成を行う基金として「財団法人作行会」を設立しました。同会が給付する奨学金・助成金に関しては、藤沢が考案した以下の条件があったのです。
奨学金の用途は問わない(遊びに使おうが、生活費に使おうが自由)。
レポートは必要ない。
将来の進路も自由。
返還の必要はない。
誰がイメージ 3支給しているか知らせてはならない。

作行会は1983年に解散しますが、二人がスポンサーであったという極秘事項が、解散記念謝恩会の席で初めて公開されたのでした。
この会からの助成金を受け取った研究者の1人に宇宙飛行士の毛利衛氏がいます。
藤沢武夫なくして、本田宗一郎なし。二人はかっこいい、二人三脚でした。

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