伊田信光 幸福実現党 研修局長 オフィシャルブログ

問題あり!!…「竹島は日米安保の対象外」?!

Home / お知らせ / 問題あり!!…「竹島は日米安保の対象外」?!

問題あり!!…「竹島は日米安保の対象外」?!

カテゴリ お知らせ

朝日新聞によると、安倍内閣は13日、韓国が実効支配している島根県竹島(韓国名・独島)について「現実に我が国が施政を行い得ない状態だ」fukuro18として、日米安保条約が適用されないとする内容の答弁書を閣議決定したようです。(http://www.asahi.com/articles/ASG5F63LJG5FUTFK016.html)

これは、民主党辻元清美衆院議員が「竹島は日米安保条約第5条の適用対象か」と質した質問主意書への答弁としての決定です。

日米安保条約で米国が集団的自衛権を行使し、日本を防衛するのは「日本の施政の下にある領域」と説明し、韓国が実効支配する竹島はその対象外との見解を示した形です。1997年に、当時の池田行彦外相も同様の国会答弁をしています。

 4716_lこれには、アメリカの戦略上、対中国、北朝鮮を考えて、日韓の融和を図らんとする意向を反映し、事を荒だてない配慮が働いていると考えられます。現時点のアメリカは、日米安保の適用範囲だと判断する事が東アジアの不安定化を招くと考える為に、アメリカとこの適用範囲の合意を取り付ける事は難しいので、止むを得ない答弁なのかもしれませんが、このような過去を踏襲する答弁を、現時点で明確にする事自体に問題があります。これは敵に塩を送る解釈になりかねません。

 イメージ 14日本を取り巻く安全保障の環境は、1997年当時とは、大きく変わっています。

尖閣諸島に対する中国の実行支配が充分考えられる現状で、もし、一瞬の内に実行支配され、「日本の施政の下にある領域」から外れた場合、政府の見解では、日米安保の対象外になりかねないのです。もちろん、完全に占領されない内は、安保の対象になる事は間違いないわけですが。

この解釈ならば、占領されてfukuro10_170しまったら、日本独自で奪い返さなくてはならなくなります。

中国の積極的海洋進出の現状と軍事力増強を考えると、速攻の実行支配は可能であり、その場合、日米安保の対象外になってしまうのでは、安保の意味がありません。

竹島は、現時点で占領されていても、実行支配が確定しているかどうかは解釈の問題であり、国際司法裁判イメージ所に提訴すれば実行支配が完了していないという考え方もできるわけですから、日米安保の対象になるような基準を何か考え出すべきではないでしょうか。

「日本の施政の下にある領域」という基準自体を、もう一度見直し、「日本固有の領土の領域」において等の表現を考え出すか、解釈の中で、実効支配できていなくても、なんらかの意志を及ぼす可能性がある場合は含むと、拡大解釈する可能性もあります。

集団的自イメージ衛権の問題を議論している最中だからこそ、問題を荒立てないという考えではなく、未来の起こり得る事態を考えて、もう少し慎重に閣議決定するべきではないかと、私は考えました。皆さんいかがでしょうか。

 


ページのトップへ