伊田信光 幸福実現党 研修局長(兼)シニア局長 オフィシャルブログ

46000人、放浪の旅開始・・・?

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46000人、放浪の旅開始・・・?

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イメージ 1カナダ政府が今月、多額の投資をカナダに行うのと引き替えに永住権を与える移民制度の廃止を決めました。

カナダへの移住を申請していた中国や香港の富裕層ら4万6000人以上に直接の影響が出るとみられ、中国では「中国系排斥の動きだ」と反発の声が出るなど、大騒ぎになっています。

イメージ 146までも、中国の特権階級は、資産隠しや確保の逃げ道として、カナダ、米国、豪州などに資産を移していた事実はありました。共産党中央規律委員会が2012年末に関連機関に発した通達によると、中国から不法に海外に流出した資金は、2011年6000億ドル(58兆円)から2012年は1兆ドル(97兆円)を突破し、2013年は1兆5000億ドル(146兆円)に迫ると予想しています。もの凄い金額です。

ここに来て、中国のバブルが弾けるという情報も飛び交う中、資産持ち出しの一つの大きな経路が閉ざされたのです。

 カナダ政府が廃止を決めたのは「投資家移民制度」と呼ばれ、少なくとも160万カナダドル(約1億5000万円)の資産があり、政府認可の投資案件に80万カナダドル(約7500万円)を無利子で5年間融資した外国人に永住権を付与するというものです。

 イメージ中国人民解放軍が民主活動家を武力弾圧した1989年の天安門事件以降、中国共産党の強権体質に嫌気がさした多数の香港住民がこの制度を使ってカナダに脱出しました。

さらに、英植民地だった香港が97年に中国に返還されることになり、香港で共産党中央政府の影響力が強まるのを警戒した人々のカナダ行きに拍車がかかったといいます。

 永住権付与の条件とされる融資額は、中国の富裕層にとっては決して高い額ではない為、最近では、中国本土の大金持ちから申請が殺到していたのです。

 カナダ政府がこの制度を導入したのは、裕福な移民が国内で事業活動を行うことfukuro12で税収が増えることを期待したためでしたが、実際には移民の多くは、中国国内で稼いだ資産をカナダに移転し、高齢者や職のない一族を呼び寄せた後は再び中国に舞い戻っているケースが多いとされ、カナダの思惑は外れていたようです。(SANKEI EXPRESSより)

なぜ、今この時期に、この制度の中止に踏み切ったのかには、表向きの公式の説明以外に、様々な背景が憶測されるところです。

イメージ 2中国人大騒ぎの背景には、習近平による汚職摘発の動き、シャドウバンキングの崩壊、共産党と人民解放軍の権力闘争、バブル崩壊の兆しも大きく影響しているでしょう。

カナダは、西側でも最も中国に好意的な国家だったのです。また、カナダの永住権を持っていると、アメリカの永住権を取得するのにも便利だったので、カナダへの移住には中国人には人気があったのです。

明らかに何かの変化がありました。これが、どのような展開になっていくのか、既に、中国人の一部の移民は、カナダに見切りをつけ、英国や豪州などに申請先を変更する動きも出ているようです。

46000人に止まらず、今後中国脱出の動きは活発になるでしょう。

(参考)中国移民。2012年調べ。

1位・インドネシア―767万人

2位・タイ―706万人

3位・マレーシア―639万人

4位・米国―346万人

5位・シンガポール―279万人

6位・カナダ―136.4万人

7位・ペルー―130万人

8位・ベトナム―126万人

9位・フィリピン―115万人

10位・ミャンマー―110万人

11位・ロシア―100万人

12位・韓国―70万人

13位・豪州―69万人

14位・日本―52万人

15位・カンボジア―34万人

 


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