伊田信光 幸福実現党 研修局長(兼)シニア局長 オフィシャルブログ

目指せ!・「真のボランティア精神」

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目指せ!・「真のボランティア精神」

カテゴリ お知らせ

今回のテーマは、シニアの全ての仕事の根底に流れる「ボランティア精神」(志願者、有志、志願兵)、「ボランティア活動」です。

ボランティア活動の参加者は、1年間(平成12年10月~13年10月)で約440万人増加で、約3300万人になりました。特に高齢者の在宅生活を応援する介助、しかも、「有償ボランティア団体」が急速に増えています。

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ボランティアの始まりは、産業革命が起こった頃のイギリス。その当時は貧富の差が激しく、富む者から貧しき者への無償の慈善活動が始められたのです。

キリスト教的倫理によれば、人に対する善意の行為は、神が評価するものであり、この評価こそが最高の価値だと考えられていました。そして、対象から金銭的な報酬を受け取れば「労働」になり、それはキリスト教では、禁断の実を食べた人間の原罪の贖罪としてなされるものでしかなかったのです。これがキリスト教的な意味合いでのボランイメージ 24ティア論でした。

1980年代になって、高齢者に対するボランティア活動に有償性の考え方が取り入れられるようになりました。そのような変化には、次のような背景と理由がありました。

1・高齢者の増加と核家族化の同時進行で、援助を必要する人が急激に増え、ボランティア活動が一気に広がった事。

2・援助を受ける側は、必ずしも、慈善を一方的に受けなければならないような貧窮者ではなくなった事。

・援助を受ける側に謝礼をしたいと言う気持ちが起こり、従来の無償の考え方に抵抗感が生まれてきた事。

・与える側受ける側相互の善意を有効に機能させる為には、一律の謝礼金を決めて活動を行なう方がかえって機能的であり、お互いが納得し易い事が判明した事。

この有償性を取り入れる事で「慈善臭さ」がなくなり、与える側も受ける側も、誰もがボランティア活動に参加し易くなった事。

これらが、有償ボランティアが広がった背景と理由です。イメージ 25

社会に必要なボランティア活動が、事業として継続していく為には金銭が必要な事は間違いありません。ですから、利益を上げる事は、非営利事業であっても、必要な事なのです。
そして、問題とされるべきは、その仕事の本質、内容自体であって、無償か有償かに関わらず、人間の本来持つ内在する欲求、即ち、人を助けたい、人格を高めたいという自然な発露からなされる行為は、人間神の子、仏性からの衝動であって、真の意味でボランティア(自発性)と言えるのです。

シニアが人生の完成期に行なう活動は、本来無我を目指すべきものですから、「真・生涯現役人生」イメージ 46を生きる為には、「真のボランティア精神」は、いかなる働き方をしようとも、当然目指すべきもの、伴うべきものだと言っても良いでしょう。


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